雨だった
出会った日の空だった
誰も俯いたような
光の射さない月曜の昼下がり
それもそうだ
濡れた手を振り切った
誰かに呼ばれたような
瞳の奥だけ碧く美し銀世界の空
そうか 空
絵の具が広がるような
誰にも まだ
見えないあの鯨の目
誰だって
曇った空の向こうに
光を夢見た
過ぎ去って逝った幻に囚われたままで
待って
僕を置いていかないで
何処かで夢見た
君の青が思い出せるまで
そうだった
出会うまで知らなかった
誰も見下したような
未来の見えない月曜の昼下がり
それもそうか
触れた手を噛み千切った
誰かが泣いてるような
瞳の奥だけ暗く滲んだ世紀末の空
そうか 空
希望が広がるような
誰にも まだ
見えないあの鯨の目
誰だって
湿った空気の向こうに
光を夢見た
過ぎ去って逝った幻に憧れたままで
待って
君は此処に居たって
確かに解った
僕の青を思い出せそうだって
なあ そうだ
君の青が思い出せるまで
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幻想鯨と青の目_offvocal
https://www.youtube.com/watch?v=cSZADI6Ex98
編曲 sh_guitar
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