『笑ってないとね　一人になる気がしたの…』
『合わせてないとね、ここにいちゃいけない様な気がしたの…』
でもそうじゃない事、そうじゃない事、　心はどっかわかってて
想いの居場所、温度の在り処、探しているんだろう。

ここに居るから　個々に要る殻　
丁寧に着がえてさ　ホントはどんな顔？
感じ方かな？　かんじかたかな？　
本音なら綺麗だね、真似ならばやめれば？

平気なフリをして　『大丈夫だよ』なんて
そうは見えないから　こんな歌が生まれてきたんだろ。
ねぇそうじゃないでしょ？そうじゃないでしょ？　
本当にそうならいいけど
ならそんな顔して、壊れてまでさ、
何にすがってんの？

そこに居たいから　底に痛い空　
大事に抱きしめてた空っぽの塊。
感じ方かな？

かんじ
かた
かな

あれは輝くけれど　これは輝かない。

『誰かに逢いたくて　でも一人になりたくて』　
『一人になりたくて　でも独りは怖くて…』
　…泣いていた。
「ほら、そんな事さえ　
　笑い話にしてしまえる日が来るよ。」と
微笑った人の眩しさはまだ眩しすぎたんだ。

信じる者しか救わない　信じる者さえ救えない
〈神様〉と名付けられた〈何か〉　
そんなもんに頼る人間だけど

差し出したつもりのその手はいつも
誰かが差し出した手と繋がり、
救い求めたつもりのその手は
いつも誰かを救ってた。

それならばもう、
孤独なヒーロー　悲劇のヒロイン
そんなのはいらないよね。

答えは見えなくて　
でも
光は見えている。

隠れて泣いた日を　
いつか大切に思えたら　
眩しいあの人の　
痛みにも気付けるだろう

今にもほどけそうな　幸せにすがりついた。　
ホントの幸せは　いつもすぐそばにあるというのに。
ねぇ
『こんな事なら　生まれてこなきゃ良かった』
と呟くのかい？

じゃあそんな愚痴さえ聞いてくれてた人を
裏切ればいい。

答えは見えなくて　
でも
光は見えている。