暖かな春の風に揺られ
静かな小川の流れを奏で
僕らはこの場所に辿り着き
万感を詰めた蕾を開く

大地に根を張り巡らせ
迫り来る嵐を受けて耐え

今咲き誇る

蒼き大空に希望見出し
遠き地平に枝葉伸ばし
此処に総ての花を咲かせよう
舞い散る思いを花弁に乗せて



柔らかな大地に根を下ろし
穏やかな鳥の囀りを聞き
僕らはこの場所から立ち
万感を胸に蕾を掲げる

育った記憶を心に刻み
眩い光を余さず受けとめ

今咲き誇る

降りしきる春の嵐に耐え
暗き空からの水を受け
此処に総ての花を咲かせよう
晴れゆく空の虹の導として

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

桜の花の咲く頃に

一ヶ月ほど前(つまり卒業シーズン)に作った歌。
卒業式に咲く早咲きの桜と、桜に乗せた記憶や想いを書いてみたつもりです。

閲覧数:95

投稿日:2008/05/01 15:43:55

文字数:261文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました