真っ白な道に
線路を描いて
真っ白なそこを
車輪が走る

やがて人が笛
駅ができてにぎやかになる
それはきっと人の手の
特別な魔法

貧乏な僕達は
片道きっぷを描いて
必死にかけ出すのさ
泣きそうな僕達は
片道きっぷを片手に
歩いて夕日を見上げる

自然の音と
自然の色とが
ゆっくり混ざって
走り出すのさ

星空キレイに
瞳に映る反射する
それはきっと人の目の
大切なチカラ

片道きっぷは結局
片道さえも走れない
ただの紙切れだもの
涙を流すことだけは
絶対にしたくない
自分が傷つくから

半分に切れた
片道きっぷ
にぎりしめ
遠くへ

走る 走る 走る

貧乏な僕達は
片道きっぷを描いて
必死にかけ出すのさ
泣きそうな僕達は
片道きっぷを片手に
歩いて朝日を見上げる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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片道きっぷ。

何も無い道に、人が線路を作って、そこに電車が通って、子供たちが作った切符で乗車しようとして、でもやっぱり駄目で、追いかけても追いつかなくて、知らない間に夕方になってしまって、そのうち夜になって、また走り出して、朝日が昇って・・・。

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投稿日:2008/06/15 17:19:14

文字数:338文字

カテゴリ:歌詞

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