前に参加させてもらっていたバンドの古いライブ映像が出てきて見ていましたが、すぐ目の前で演奏する緊張感と臨場感、熱量、音圧どれをとっても良いものでした。映像なのにすごく良いものをビンビン感じました。
私はDURANDURANが好きで中学の頃から聴いていました。最近はYOUTUBEでいろんな過去の映像が見えるようになり若かりし頃のDURANDURANのライブ映像も見れるようになりました。1st、2nd辺りまではさっきのバンドのように客との距離が近いという点で似たようなところがあり、売れるちょっと前のDURANDURANの演奏はクラブでの演奏を想定した音作りだと気が付きました。それからだんだん売れるようになり世界ツアーとかに行くようになると演奏の精度とか音のバランスが逆に良すぎて面白みが無くなってきた感じがしました。何か勢いでやっているとか若さを前面に出してやっている熱量って世界ツアーのような大きなイベントでは出せない、経験を積んで来ると忘れてしまうことにも気が付きました。最近はDURANDURANもそこまで人気があるわけではないでの昔のようにすぐ目の前で演奏するようなクラブサウンドをやっていますが、年齢を重ねたという感じがあって落ち着いた穏やかな雰囲気になっています。それはそれでいいのですが、やっぱり若い頃のガンガンに前に押し出すような演奏の方がライブ感とか生演奏感があって良い感じがすると思いました。
DURANDURANは当時からアイドルグループとかルックス重視とか言われていましたが、確かにハードロックやブルースのような音楽の側からするとそう見えるかもしれませんが81年とか82年の演奏はちゃんと演奏しているし、勢いだけではないクオリティの良さも感じます。
自分の音作りを見た時にこの81年、82年当時のDURANDURANの演奏のような音作りが出来ているのか?と自分に問うてみた時にそうでもないことにも気が付いてもっとクラブサウンドと電子音楽のちょうど真ん中辺りの「ライブにも耐えられるし、デジタルチックな電子音楽の良さも感じられるような音作り」を目指す、というか自分が目指す音楽作りの基本に立ち返ろうと思いました。
私は楽器が弾けないので打ち込みでしか音作りは出来ませんが、それでもなるべく人が弾いているような雰囲気が出したいというところもやって行きたい。
最近の音楽にケチをつけるわけではないですが、デジタル100%の音楽はヘッドホンで聴いてもアリーナでやっても出てくる音が生演奏でない限りパソコンから出てくる音に変わりはないのでライブには向かない。これは実際DURANDYURANのコンサートでも感じたことですが、彼らの演奏ですらやはり後ろで鳴っている音がレコードと全く同じチキチキしたデジタル音だとライブ感が削がれた気分になったことを覚えています。
なので、デジタル音が入っていても生演奏っぽく聴こえるサウンドつまりレコードでもライブでも楽しめるか?ということをもっと追求しようと思います。最初に書いたバンドはエレキギターをガンガン弾くバンドだったのでそりゃあ、ライブの熱量がハンパなかった。
デジタル音を入れると難しいかも知れませんがやってみようと思います。
最近、今まで投稿した音楽の中からライブ感を出せそうなものを選んでそれ風にアレンジしています。アリーナ、クラブ演奏、スタジオ練習、これらの要素で追々投稿しようと思います。
最近、知人の他界で自分も20年後がどうなっているか分からないので音楽作りは出来る時にやっておきたいと思うようにもなっているので「寸陰惜しむべからず」のように日、一日を精一杯やり切りたい気持ちでいます。それでもサボる時もありますが。
いろいろなことをやっているので音楽作りが疎かになることもありますが、やれる時にやろうと思います。自分は若くはないので説教するようであまり書きたくないですが、自分が好きな音楽ばかりではなく今自分が聴いている音楽の系譜というものを探求する旅に出るのも良いと思います。
最近、アールクルーやジョージベンソンを教えてもらって新しい発見をして凄く刺激になっています。彼らの音楽のようなライブ感、即興感が織りなす心地の良い音楽は自分の音楽作りにも生かしたいと思っている。DURANDURAN好きの私もこのように様々な音楽を聴いて自分の肥しにしています。
いろいろな音楽を聴くことは自分の引き出しをたくさん作ることにもつながるので何かやっている時にBGMで掛けるとかして「ながら聴き」でも良いのでいろいろな音楽を聴くことを勧めます。過去の音楽にも素晴らしいものがたくさんありますが、それを探しに行くのは凄く大変だとは思いますが、YOUTUBEのような動画サイトから探せば良いものはきっとあると思うので時間を決めて探したり聴いたりするのも良いと思います。やっぱり聴いている音楽の幅が狭いとどうしてもその周辺でしか音作りが出来ないので壁にぶつかったり、それ以上良い音が作れなくなったりもするので広く浅くでいいので研鑽を積むことが近道ではないかと思います。変な話になりましたがこの話は良い話なのでnoteや何かにも投稿しようと思います。
エッセイ:音作りへの再認識
音作りだけでなくいろいろな刺激を得ることは大事だと思います。私も若い頃はなかなか自分の能力や性格の限界上、出来ませんでしたが今では吸収すべきことは吸収しようと思っていろいろやっています。やっぱり感動とか知るということは人の人たるところなのでたくさんの「へぇ~」は生きていく中で良い肥しになると思う。何か間部にぶつかっている人は特にそういう刺激、新しい発見を求めた方が良い。そんなことを取りとめもなく書いています。
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