ラピエール~聖なる剣士の将皇女~
『-我こそは、聖なる剣士の将皇女!-』
あぁ! 素晴らしき 東の国で帰りを待つ君の元へ
「青い竜の渓谷を目指してるのだ」
「赤い花の御子なの、あたし」空を見上げ ゆっくり歩く旅の騎士が名乗りをあげる
「花嫁修業だと称して戦いの日々に明け暮れた」常しえに…常しえに…
旅の騎士が銀の剣と青い竜の東の国へと走る
再会の地に見える 聖なる剣士の将皇女
「かつて君が愛した 東の海よ、さらば」
生誕の日を迎える 静なる剣士の少紅女
青い竜のピエールと称えられし王の元へと急いだ
さぁ! いざ往かん 茨の道を霧の深い森の中で待ち受けていた泥棒が現れたのだ
「僕は赫い仮面の暗殺者-アサシン-」弓を構え ジリジリ迫り 旅の騎士に 白羽の矢、射つ
先制攻撃をかわして戦いの火蓋は切られた常しえに…長しえに…
旅の騎士が赫い僕の白羽の矢を霧深い森で手折る
再会の地に見える 聖なる剣士の将皇女
「かつて君が愛した 東の民よ、さらば」
生誕の日を迎える 静なる剣士の少紅女
青い竜のピエールと称えられし王の元へと向かった
おぉ! 我が君よ
「東国の地の淡く萌ゆる月の下で紅い薔薇の庭園を駆け抜けるのだ」
天が黒き正体明かし 空に藍き翳りの兆し 竜を瞬速く殺さなければ…
呪われし君と対峙して戦いの火花を散らした
常しえに……永久に…。
旅の騎士が庭と園の紅い薔薇の東国の地で叫ぶ
再会の地に見える 聖なる剣士の将皇女
「変わり果てた姿よ… 東の王よ、さらば」
生誕の日を迎える 静なる剣士の少紅女
青い竜のピエールと称えられし君の瞳を見つめた
-我こそは…妹にして-
最愛の血に塗れる 聖なる剣士の将皇女
「かつて我が愛した 東の君よ、さらば」
聖剣の緋を抱える 静なる剣士の少紅女
藍い竜のピエールと変わり果てた東国王を倒した
力尽きた…あたし死命を亡くした……
そして…薔薇の花の様に、この身を咲かせた
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