ずっと 探していた
ぼやけた糸を手繰り寄せ
もっと 知りたかった
胸に宿る熱の意味を その瞳を

揺れる髪 無邪気な笑み 触れるたびに
浮き彫りになってゆくよ 恋のかたち
心で震えてた棘を まるでまやかすように

二人はぐれてくメビウス 幾億年と繰り返す
誓い合う永遠さえ 忘れてしまうのに
あの日に見つけたシリウス 追憶の向こうで瞬く
消えない光のままに 君とめぐり逢えた

白波に漂う月 岸も見えず
明日へ向かう箱舟 花添えても
心の上澄みに混じる 君の涙を ただ

やがてはぐれてくメビウス 君が刻まれた脈拍
哀れ目隠しの舞台 踊り狂う独り
君の幸せ祈りつつ 報われたさを噛み殺す
最奥の謎のままに 君とめぐり逢えば

そしてはぐれてくメビウス 幾億年と繰り返す
誓い合った永遠だって 忘れてしまえばいい
あの日に見つけたシリウス 追憶の向こうで瞬く
消せない光のままに きっとめぐり逢える


***譜割り***

ずうと さがしていた
ぼやけたいとをたぐりよせ
もおと しりたかあた
むねにやどるねつのいみを そのひとみを

ゆれるかみ むじゃきなえみ ふれるたびに
うきぼりに(なっ)てゆくよ こいのかたち
こころでふるえてたとげを まるでまやかす(よう)に

ふたりはぐれてくメビウス いくおくねんとくりかえす
ちかいあうえいえんさえ わすれてしまうのに
あのひにみつけたシリウス ついおくのむ(こう)でまたたく
きえないひかりのままに きみとめぐりあえた

しらなみにただようつき きしもみえず
あすえむかうはこぶね はなそえても
こころのうわずみにまじる きみのなみだを ただ

やがてはぐれてくメビウス きみがきざまれたみゃくはく
あわれめかくしのぶたい おどりくるうひとり
きみのしあわせいのりつつ むくわれたさをかみころす
さいおくのなぞのままに きみとめぐりあえば

そしてはぐれてくメビウス いくおくねんとくりかえす
ちかい(あっ)たえいえん(だっ)て わすれてしまえば(いい)
あのひにみつけたシリウス ついおくのむ(こう)でまたたく
けせないひかりのままに きいとめぐりあえる


※カッコ内は1音です。

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MEVIUS

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メビウスの輪のイメージで、繋がっているようでねじれている、それでも何故か運命めいた男女の出会いと別れを、輪廻感もまじえて書き表してみました。

よろしくお願いしますm(_ _)m

閲覧数:138

投稿日:2019/01/22 18:29:07

文字数:918文字

カテゴリ:歌詞

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