沈み込むのはよせよ。
こっちまで気分が沈んじまう。

「何を言ってるんだい」
何のことだ?
「沈み込んでるのはあんただよ」
そんなわけないだろう
「馬鹿だね。周りをしっかり見てごらん。」

黒い服装。
漂うのは線香の香り。
坊さんのお経。
人々の悲しむ声。

「分かっただろう?」
あぁ、これは…

俺の弔いだ。
俺は死んだのか。

(俺が死んでも悲しんでくれる人は居るんだな。)
土の中に沈み込む。


嫌いなんだ。
線香の残り香。
死んだ母さんを思い出す。

嫌いなんだ。
坊さんのお経が。
死んだ父さんを思い出す。

嫌いなんだ。
悲しむ声が。
俺が死んだ事を思い知らされる。

「馬鹿だね」
「何も感じやしないだろう?」

「あんたはもう死んでいるんだから。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

沈ム


自殺なんて考えるものじゃないよ。
地獄に堕ちてしまう。

親を悲しませた罪。
友を、恋人を悲しませた罪で。

「誰も悲しまないさ。」

馬鹿を言うな。
「俺は悲しいよ。」

誰かが死ぬことが。
誰かが居なくなる事が。

縁ある人ならなおさらだ。


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アフターストーリーみたいになった…orz

あーぁ、中二病

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投稿日:2008/12/28 11:58:37

文字数:336文字

カテゴリ:歌詞

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