夏が終わってく まばたきしてる間に
何かしたっけな 何だかからっぽだ

海の見える駅 裏山 長い坂
君がいないから 勝手に消えたから

駄菓子屋でサイダーとか 棒付きアイスとか
毎日が色付いてた 夏をもう一度


君がよく着てた 白服によく似た
白装束を着てる 君がさ現れた

半透明の君は 言葉を喋らない
幻想でもいいのさ 麦茶を飲み干した

もう蝉の声は聞こえない ヒグラシの声さえも
あの日歌った鼻歌を ぽつり 口ずさむ


幻想に縋りついても 意味などないかもね
彼岸にさあ連れてってよ きみのすむとこへ


蝋燭の灯が 僕を笑うよう ほら
ゆらゆらゆらゆら揺らめいた

やっぱりさ悔しいが
僕は君なしでは生きていけない

さよならも言わないで
僕は君なしでは生きていけない

ゆらゆら 火は揺れ ゆらゆら 火は消ゆ

また夏が去る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

晩夏の灯火(歌詞)

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投稿日:2022/09/01 18:22:05

文字数:370文字

カテゴリ:歌詞

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