透き通る夢の先
零れてく街の影
抱き寄せた細い指
剥がれてく淡い声

月のしずく またひとつになる
夜の底で 澄んだ泡になる

さあ、indacoの彼方
星が眠るまで
きみの翅を抱えて
もう、azaleaの瞳
忘れない祈り
溶けた天が落ちてく


いつの日か描いた
約束は嘘の陰
願うほど遠のく
碧い花 霞む聲

叶うのなら そばにいたかった
朽ち果てても そばにいたかった

さあ、grigioの記憶
鍵をかけた奥
きみがくれた幻
そう、irisのくちづけ
恋を縛る枷
ぬくもりさえ消えない


月のしずく いまひとりになる
“また会えたら…” 今も残ってる

ねえ、いつかの誓いを
世界の果てでも
同じように交わして
ああ、lunaの囁き
ふたりの煌き
鈍い夜に浮かべて

さあ、indacoの彼方
星が眠るまで
きみの翅を抱えて
もう、azaleaの瞳
忘れない祈り
溶けた天が落ちてく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Ci vediamo

そばにいたかった詩です。

辛人Pさんの素敵な曲(http://piapro.jp/t/1cKq)への応募でした。よろしければご活用ください。

・indaco=藍
・azalea=ツツジ(花言葉:恋の喜び、初恋)
・grigio=灰色
・iris=アヤメ(花言葉:希望、よい便り、愛)、花言葉の由来となったギリシャ神話のイリスもかけてます
・luna=月

前のバージョンに読み置いてます。

閲覧数:198

投稿日:2015/12/25 20:02:44

文字数:396文字

カテゴリ:歌詞

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