1)
A、波を打つ
　水溜りの様に
　静寂で
　見詰め合い触れる

　沁み込んだ
　温もりはやがて
　溶けて消えた
　欲情の涙

B、隅から隅まで君を
　知り尽くしたい
　上せる心を犯し
　破裂させてよ

C,雨雲の様に
　晴れることは無い
　思いふけるたび
　震えてやまない

　白けた吐息を
　塞いでくれるなら
　大好きな君と
　分かち合えるのかな？

2)
A,すれ違う
　思いやる価値も
　有耶無耶な
　まま流されて

　白けてる
　雲空はまるで
　崩れない
　二人だけの壁

B,気持ちをまっすぐずっと
　差し伸べてるよ？
　私を引いて抱いて
　温めて欲しい

C,日の光の様な
　君に触れていたい
　薄まりそうになる
　空虚な指先

　昔に描いた
　虹色のアーチは
　凍えた瞳で
　今も射止めてる

　
　君との笑顔を
　今も射止めている・・・。