マイグレイターズ
【歌詞】
行き先なんて知らず
大部分に追従している
ただどこかへ行きたくて行きたくて
足を動かしている
そう辿々しいメロディ灰色をした砂漠を過ぎ去って行く
「夜は冷えますね」そう呟いたのは縦長の姿見へ
いつ いつ いつも行き先を見透かしてる様な光沢
でも私の顔が映るといつも心が揺らいでいた
もうわからないわ自分が為って馬鹿みたいに歩いていたのに
私 私 顔の一つも 髪の一房も見つかんないの
私は一体どこで座って紅茶を嗜み書に耽るのでしょう
わからないわ!
わからないわ!
せめてせめて 私だけは
私だけは…
足を滑らせた結果だこの惨状は
気付けば誰もいないな
いつかに見た光景と重なった
周りは宴会 こちらは弁解
騒動の裏で淡々と
でも
それが終わったら私を崇め奉るのでしょう?
私は光に集まる虫で良かったの
わからないわ仮面が歪(ひず)んで露出した自分の顔さえも
赤子あやすそんな声色に掻き消されて忘れてく
心地が良くって惚けてしまって
ふとした瞬間気持ち悪いの幸福で有耶無耶にして
せめてせめて私だけは
どこにだっていないよ(1,2,3,4…)
それが逃げも闘いも出来ない私(1,2,3,4…)
【私だけは…】
だって山も海も鉄道も(1,2,3,4…)
自分探しも建前じゃん(1,2,3,4…)
もうわからないわ自分が為って馬鹿みたいに歩いていたのに
私 私 顔の一つも 髪の一房も見つかんないの
でもそれでも探していたんだ
きっときっとその間だけは
私であったから 足を棒にしてでも前へ進むのさ
私だけは…
私だけは!
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