own

いつか大人になるってわかってた
気づいたら大人になっていた
心を抑えて
感情を抑えて
誰かのため 今日も生きる

いつか優しい人になりたくて
自分の親と逆になりたくて
でも 付きまとってくる
あの日聞いた罵詈雑言
目の前にした暴力
そして 別々になった家族

いわゆる施設に入って
社会的に学んだこともあった
いわゆる学校に行って
普遍的に学んだこともあった

だからなんだ 私の生き苦しさは
息苦しさは ちっとも解決しないんだよ

いつだって 孤独で
いつだって 泣き虫で
こんな世界ごと 消したい
でもきみが生きている あなたが生きている
なあ、わたしはいきていたくないよ

あの日救ってくれた人になりたくて
自分の過去と別になりたくて
でも 自分自身でしかない
いつか変われるなんて妄言
目の前にした現実
そして 傷つけてしまった人達

いわゆる親友に出会って
感情の揺れに戸惑ったこともあった
いわゆる恋人に出会って
感情を抑えられないことに戸惑った

だから知った 私は失うことが
嫌われることが 本当に怖いってことを

いつだって 勝手で
いつだって 怖がりで
こんな自分ごと 消したい
でもきみが悲しむから あなたが悲しむから
なあ、こんなのでも愛してくれますか

笑っていたいよ
死にたくないよ
歌ってたいよ
どこかに生きたいよ

認められたい自分が大嫌いだ
生きていたい自分が大嫌いだ
どうしようもない自分が嫌いだ

ごめんなさい、これが私です
ごめんなさい、これが僕です
ごめんなさい、これが俺です

それでも、わがままだけど
君と貴方と生きていたいんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

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私自身の話。きっと、言葉では言えない暗さの部分。

閲覧数:39

投稿日:2023/04/15 22:19:22

文字数:692文字

カテゴリ:歌詞

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