いわゆるボクは天才で
物心がついた時には
家にあるガラクタ使って
ミサイルなんか作ったりした
作ることに目的など
ないね、ただの自己満足
創りたいモノを創りたい
ただそれだけ、それだけなんだ
そんなボクに誰かがそっと
「君の才能は人々を救うだろう」
そう言われたら悪い気しないでしょ
研究所(おうち)の前に看板
「あなたの悩み発明で解決し□」
すると早速一つの依頼が来たよ
「透視できる眼鏡作ってください」
誰かのためとか初めてだから
徹夜で作成、報酬は「ありがとう」
案外やり甲斐とか味をしめて
次から次と来る依頼に追われ
それでもまあなんとか
支えられながらやってます
仕事多忙なここ最近
こんな夜にドアを叩く音
同じような白衣身にまとった
一人の青年がやってきた
お客さんが話すには
最近やたら物騒だから
番人兵器を作って欲しい
僕は君自身に、期待しているんだ
口先上手にのせられちゃって
このあと起こる―? END―(みらい)も知らずに
作りあげた最強(やりすぎ)な兵器
報告の電話をかけたら
すぐさま取りに来て微笑んだ
あれから少し日にちも経ったよ
今頃あのロボットどうしてるかな
気になり街へ飛び出してみた
そこで気づく、いびつな違和感に
ガードレールの向こう側を
見覚えあるモノがなぜか沢山
しかも信じられないのは
とても悲しすぎる真実
おかしいな、確か番人ロボットって頼まれたはず
そうか、ようやく騙されたと理解した
奴はボクの技術を盗み、大量(いっぱい)に増やし、それを利用して自分の思うままに
許さないし認めたくもない
ボクはこんな事に使われるために作ったんじゃない
プライドとか、もう目茶苦茶だ
やっぱり人は機械みたいに楽じゃない
機械には心がないっていうけど
心がないのはキミ達の方じゃないか
考えすぎた結果閉じこもる
責任感と罪悪感とそれから
でも1番に考えついたのは
「きっとまた奴らはやってくる」
結論もう二度と繰り返させない
愛着もあるし悲しすぎるけど
全てを壊し、0にしよう
そしたら向こうも諦める
疲れてふらつく体崩れて
目の前に壊し忘れたロボット
突如ドアを叩く音にボクは
震えた。なんとか立ち上がり
ロボットの爆発ボタンを押そうとして
―――――――………
「おや、どうやら間違えたみたいだ」
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