「今頃になって気づいてしまったんだ。
その色は必要なかったことに。
キャンパスを彩る色には
哀色は必要ない。」
藍に混ざりし色
また一つ染められ
彼の人へ見せることは
もうできない。
「「「もうできない。」」」 ・・・反響する声。
キャンパスが儚げに鮮やかに
彩られつつある中で
展開される無限の可能性
そして現れる拙い感情(いろ)
可能性を肯定しゆく色の氾濫
辛うじて残った可能性はわずか
それ以外は全てが死。
そうでなければこれを維持し
この絵が果てるのを待つしか無し。
其れまで・・・居場所は無し。
悪意は無し。しかし、善意も無し。
唯慟哭を放つのみ。
自他共に恨みて
崩れ去るのみ。
「哀色は要らない」と。
世を恨みて、
「哀色は要らない」と。
涙を。
泪を零す。
彩られし詩よ、今ここにて消えん事を。
Text/Akkiuz
futile_shade
Voc.<塗ってしまった。もう消せないのだ。キャンパスは、描き換えられない。>...///
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