こんにちは!栗山和暉です。

誰もいなくなった真夜中の理科室で
僕たちは透明な注射器を空にかざして
遠い銀河の燃えかすを静かに吸い出す

それは音もなく崩れていった星の悲鳴や
誰にも届かなかった祈りの残骸で
冷たくて透き通った液体のふりをしている

ピストンをゆっくりと押し下げると
理科室の床には小さな宇宙がこぼれ落ち
古い木製の机をじわじわと侵食していく

僕が作りたかったのは完璧な旋律ではなく
その液体の底に沈んでいる
名前のない孤独の結晶だったのかもしれない

注射器の針の先から滴り落ちる光は
君の瞳の中に夜空を再現し
一瞬だけ呼吸を止める魔法をかける

現実の重力に耐えられなくなった言葉たちが
青白い蒸気となって天井へとのぼり
見慣れた星座を少しずつ書き換えていく

僕たちはいつまでこうして
存在しない物語を紡ぎ続け
終わりのない歌を歌い続けるのだろう

指先に残った金属の冷たさが
自分がまだ生きていることを教えてくれるけれど
心はもう銀河の燃えかすと同化してしまった

誰にも見えない傷口をなぞるように
旋律の隙間に一滴の猛毒を混ぜる
それは明日を生きるための唯一の解毒剤

窓の外では本物の星たちが
僕たちの滑稽な儀式を冷ややかに見つめ
静かにその寿命を削り続けている

吸い出したはずの絶望は
なぜか注射器の中で七色に輝き
僕の喉を焼くような熱さを持って留まる

この歌が君の耳に届く頃には
理科室も宇宙も全てが透明になり
ただ純粋な無だけがそこに残るだろう

空っぽになった注射器をポケットにしまい
僕は一人で夜の街へと歩き出す
背中にはまだ吸い出しきれなかった星の破片が
音を立てて砕け散る感覚が残っている

さあ次の歌を吸い出しに行こう
世界が完全に沈黙してしまうその前に
僕たちの命を銀河の燃えかすに変えてしまう前に

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透明な注射器で吸い出した銀河の燃えかす

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投稿日:2026/05/02 10:18:08

文字数:775文字

カテゴリ:AI生成

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