夏の幽霊

似合わないスーツに身を通し
僕らはいつの間にか大人になっていた

青草の香りも 照りつける
太陽の心地よさも全て忘れ

燻った人生を
ヨレたシャツが物語って
自由を手にいれた
自分に 言い聞かせていたん だ

あの頃の僕らが ゆらめいてる幽霊のように
夢は叶えたかな
問いかけられ 言葉を濁していた


そして僕らはただ生きるだけ
日常の楔(くさび)を打ち込まれていた

愛想笑いも板につき
青草の匂いも何も全て忘れ

淀んだ首筋の
滲む汗がため息飲む
自由はなんだっけ
無性に 叫びたくなったん だ

あの頃の僕らがゆらめいてた陽炎のように
諦めたはずでも
夢のかけら 微かに残したまま


色褪せた写真の中の僕ら今も煌めいてる
青草の匂いも
あの夏の日 取り戻せるかな

息切らし走った よれたシャツのネクタイ外して
あの頃の僕らを
迎えに行こう あの夏の日に帰ろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

〇夏の幽霊

夏の幽霊_歌詞募集
by Yamabouzuさん
https://piapro.jp/t/b9_H

僕が好きなタイプの曲調

閲覧数:128

投稿日:2024/02/02 20:38:00

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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