明日　目が覚めませんように
いつもの願いは昨日に
目を閉じたら　今日が始まってまた繰り返す

昨日の全てが後悔で
今此処に居る意味すら非公開で
誰とお友達になれば僕に見せてくれるんですか？

昨日交わした指切りも
あの日描いたあの夢も
頑張ろうって意気込んだ今日って日も

全部　全部　放っぽって
今この目に映る　移る景色ばっか長めに眺める毎日です
もうさ　訳解んなくなっちゃってさ
何も見えやしないんだよ
何もわかんないよ　今目の前に地面があって
ただ　そこを歩いているんです


1人で勝手に決め込んじゃって
ここから先は行けませんよって
何の事言ってんのかって
ねえ、知らない振りばっかり上手くなっちゃってさ

繋いだ手　離した昨日だって
溜め息ばかりの今日だって
ほら　振り返れば全部同じ1日なんだって

得意気に話すあの人のあの日には誰が居たんですか？

世界で一番大切な想いもそんな思い付きで重いって言うんですか？

じゃあ　ほら
明日なんて無いなんて事は無いって証明してよ
今日生きてたあの子は今息づいてるって証明してよ
今息づいてるこの地球の事すら証明出来ないんでしょう？


すいすいと進むあの人は
綺麗な羽根が生えているんです
でも　同じ地に立つあの人を支えているのは
僕にも付いてる二本の
二本の…　二本の…


もう　無理　無理　無理なら無にしようよ
諦めたら今すぐ楽になれんだって
無い袖振り回しながら首振りしながら
今を生きている事さえ振りにしようよ

道に満ちた未知の上で満ち足りたあの人も
無理に満ちた無謀の上で無意識に生きる僕も
振り回した傷で降り回した雨の中でさえ本当に手放せない
それは…