夜明け前に雨は上がり 風ばかりが鳴き止まない

さあ此処から僕たちは何処へでも行ける
傷は疼いてしまうけど 構わない

痛みごと抱きしめたい
足元に身を寄せたプシュケ
琥珀色の翅を開いて飛んで行く彼方
見果てない明日へ


先の雨で彩は溶けて 横顔だけやけに白く

さあ此方へ 温もりが居場所を報せる
どうか夜のうちにおいで 怖れずに

星屑の劇場から
なけなしの光を託して
琥珀色の翅を今だけ休ませてあなた
夢を見る明日へ


祈りは遥か星に為って
揺らいだ
帳を撃ち抜いた
転た寝 目を覚ます


愛しさは鳴き止まない
騒ぎ出す雨音みたいだ

光ごと抱きしめたい
足元に身を寄せたプシュケ
琥珀色の翅を開いて飛んで行く彼方
見果てない明日へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

翅をたたむプシュケ

http://piapro.jp/t/2RR_
新しい世界へ旅立つ、門出に立つあなたに幸あれ。


プシューケーは一般に「魂」を表します。語源を辿れば「蝶々」になります。
力強い「こころ」と可憐で優しげな「蝶」とを、「あなた」になぞらえました。

「翅」→「はね」

閲覧数:151

投稿日:2013/01/29 22:05:36

文字数:328文字

カテゴリ:歌詞

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