四角に無限大を創る作業。
大好きなはずなのに、
四角はいつまでも、
真っ白なままでありました。
彩りだけ気にして、
筆は進んで行きました。
私は見ていなかったのです。
絵が出来ていく様を。
さまざまな絵の具たち、
四角の中で踊っています。
目を閉じて見つめたら、
すぐに消えてしまいました。
四角に無限大を創る作業。
出来ていたはずなのに、
四角はいつまでも、
真っ白なままでありました。
下書きなど気にせず、
筆は進んで行きました。
私は見ていなかったのです。
線が消えていく様を。
さまざまな絵の具の下、
白い下地が嘆いています。
目を開けて見つめても、
どこにも見えませんでした。
四角に無限大を創る作業。
慣れていたはずなのに、
四角はいつまでも、
真っ白なままでありました。
美しい絵と褒められました。
何故だか誇らしくありません。
真っ白い絵が見えているのは、
どうやら自分だけみたいです。
四角に無限大を創る作業。
大好きなはずなのに、
四角はいつまでも、
真っ白なままでありました。
四角に無限大を創る作業。
大好きなことなので、
四角はいつの日か、
カラフルなモノになるでしょう。
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