ダリヤ

君を見て、一期の別れする時も
ダリヤは紅し、ダリヤは紅し

最期に見えるは君と朱(あか)
ああ どうか泣かないで
差し出す手をそっと握って
静かに静かに息を吐く

もう二度とは戻れまい
宙を巡るは淡い思い出
滲んだ闇に光る朱
記憶の中に咲くダリヤ

別れの言葉の代わりにと
優しく落ちるは君の口
僕を包んだその花よりも
美し愛し染めた丹(あか)

もう二度とは戻れまい
宙を巡るは淡い思い出
滲んだ闇に光る朱
記憶の中に咲くダリヤ


最期に見ゆるは貴方と赤
ああ どうか逝かないで
握った手から儚い温もり
そっとそっと口の端を噛む

もう二度とは戻らない
宙を巡るは淡い思い出
滲んだ光を包む赤
貴方の色に似たダリヤ

落とした口を元に戻せば
貴方はゆっくり目を開けて
どうしてそんなに切なく笑うの
出逢ったときと同じ貌して

もう二度とは戻らない
宙を巡るは淡い思い出
滲んだ光を包む赤
貴方の色に似たダリヤ

時よ止まれ、永遠に
このまま全てをアカく染め行け
時よ戻れ、記憶の中まで
このまま全てをシロく染め行け

もう二度とは戻れまい
宙を巡るは淡い思い出
滲んだ闇に光る朱
記憶の中に咲くダリヤ

もう二度とは戻らない
宙を巡るは淡い思い出
滲んだ光を包む赤
貴方の色に似たダリヤ

君を見て、一期の別れする時も
ダリヤは紅し、ダリヤは紅し・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ダリヤ

北原白秋の短歌を読んで思いつきました。

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投稿日:2010/10/17 00:53:04

文字数:608文字

カテゴリ:歌詞

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