愛を待った妙な晴天
忙しなく歩いてふらふらり

まだ身体は空、未完成
友の渇きと滑稽な顔

ただ考える紙人形
確かめた先にへらへらり

心を込め拍手喝采
隣の騒ぎが白々しい

居ないよ 僕は何処に?
まだまだ叶わぬ遠くに?

馬鹿笑いに覚めぬうちに
夢だから一緒に踊りましょう

怪事なんて街談巷説
流れる頭 異常は無し

きっと幸福を望むはず
なのに目を噛むと塩辛い

言葉は全部アイロニー
痺れるまで眩ってはらはらり

疑う必要も無いし
底抜けの願いが愛おしい

痛いよ 僕はとっくに
溺れて死んだのさ毒に

きっと空腹に飲まれたのに
碌な答えって有りもしないまま

底割って語れば
最初からないものねだりね

たった独りで足掻いては
意味など無いと無いと

未来よ 僕、見事に
ただ爛れてく密かに

ほら、皆皆見守ってるさ
夢ならば帰りもない

いたくないよ此処に
消え去るだけで美徳に

そうだ、到頭手に入り切ったので
夢ならば帰りも無いんでしょう

愛を待った妙な晴天
軀は空、未完成

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Bathos / flower

閲覧数:193

投稿日:2021/03/30 05:04:29

文字数:447文字

カテゴリ:歌詞

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