太陽の昇る朝に
震える手でそっとマフラーをかけてくれた
君の眼差しはとても暖かかった
立ち止まればすぐに人ごみに流されそうで
僕らこの街で何を夢見るのだろう
ぬくもりを求めて君を強く抱きしめた
時間が止まればいい 何度もつぶやいて
太陽の昇る朝に僕は生まれ変わる
安らかに眠る君を見つめて
守りたいと思ったよ 強くなろうと思った
柔らかな陽射しがこの部屋を照らし出していた
昼の星のように目に見えないものがあるよ
きっと大切でかげがえのないものが
忘れられない そんな思い出を抱いて生きる
君の眼差しは悲しい程に澄んでいた
変わらない何かをずっと求めてきたけれど
それが何なのか分かりかけた気がする
太陽の昇る朝に二人歩き出すよ
これからの日々が輝くように
ありふれた言葉よりもこの手に触れたぬくもり
抱きしめていきたい それが今 見つけた真実
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