光を失くした空　星の無い夜が続く
移ろい行く時に　褪せ街は眠る
遠く遠く遥かな空　仰ぎ泳がせた両手が
掴めるものなんて　何ひとつ無かった

ただ崩れて落ちて行く
目を背けても揺らいでる
もうあの日に　帰れない
見果てぬ夢も　消える

静かに溶けて　消えるのなら
繋いだこの手は離さない
吹き荒ぶ　時の風に
君が　さらわれない様に
このままで　眠れるなら
君と傍にいられるなら
消えて行く事さえも　もう怖くはないはずさ


君と二人夢の中で　拾い集めた欠片を
空へ還し笑う　星屑の様だと

嗚呼、終わりの鐘が鳴る
ただ朽ちる運命としても
心まで壊せない
砕け散っても　きっと

嘆きの果てに待つものなら
知らないままで眠れば良い
星もないこんな空に　何を想うのだろう
きっといつかまた会えたら
星の降る夜と朝焼けを
願いたい　その時を待ち焦がれて今眠る


静かに溶けて　消えるのなら
繋いだこの手は離さない
吹き荒ぶ　時の風に
君が　さらわれない様に
きっといつかまた会えたら
星の降る夜と朝焼けを
願いたい　その時を待ち焦がれて今眠る