【KAITO_V3】それが定めなんだ【オリジナル】

ponpoko5899

紅い花が咲いた
そして散る命　命

明日の声を聞け　
もう戻らぬ花の声を

かき集めた花びらは風に飛ばされてく
手のひらに残る最後のひとひらも朽ちてゆく

闇に開く扉
光が差し
吸い込まれていく

美しい花はきれいに散ればいい
それが当たり前なんだ
始まりがあれば終わりがあることも
でも割り切れないんだ

青い花がひとつ
愛された記憶　記憶

取り残されたまま
紅く染まる空を見てる

途切れることなく歌が静かに流れてゆく
広げた手のひら時を映しながら錆びてゆく

雲を穿つ光
無数の命
舞い上がっていく

ただ風に吹かれ今を見つめている
ひび割れた大地に
沈んでゆく夕日がいつもよりも
赤い気がしたんだ

無限の光にされされ続けて
壊れてく
それが定めなんだ
それが定めなんだ