真夜中の月が照らすベッドのふたり
ゆっくりと時が沈んでいく
きっかけはいつだって些細なことでしょう
ついた傷は亀裂になっていく
かすかな香りと確かな手触り
そんなものを求めていた
「あなたと居れたら大丈夫」なんて思ってたのに
どうしてもわからない
思い出が止まらないの
あたたかい激情に逆らえない
ゆらぐ想いは今
雲がかかる未来とともに
夜へ流れる
眠れない夜なんて誰でもあるでしょう
きっとこれは大したことじゃない
静かな寝息とやわらかい月明り
あなたは今誰を想うの?
窓際の白い花
なぜか儚く咲いて見えたんだ
同じ空を見るのは
とっくにあきらめたのに
色褪せた夢がまた輝く
ゆらぐ想いは今
雲がかかる未来とともに
夜へ流れる
いつか見ていた
海の向こう側
そっと手を握って
何かを悟った気がした
真夜中の月が照らすベッドのふたり
ゆっくりと時が沈んでいく
どうしてもわからない
思い出が止まらないの
あたたかい激情に逆らえない
ゆらぐ想いは今
雲がかかる未来とともに
夜へ流れる
密かに流れる
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