あちらこちらに生まれた水の輪
オレンジの空と 桃色の雲
ちらばった雨の足跡を見つめ
空っぽになった 心を洗った

傘を閉じて 裸足で立ってみる
濡れた 一人きりの帰り道
指に絡まるぬくもりを
下さい とふと思った

おいてかないで 忘れないで
私の中に残した鎖も
風に吹かれてなくなればよかった
のにね なんてね


濡れた草に映しだされた光
闇とのはざまで歌を歌う
感情を押し殺すように小さな
踏みつぶされた花を見ていた

開いたままの 傘が重く感じて
投げ出したいと 心が揺れた
あまりにも広すぎたんだ
どこへ 行けばいいのかな

置いてかないで 忘れないで
私はここにまだいるのです
振り返らない背中を探して
みたりね なんてね


わかっているんだ ちゃんとわかっているんだよ
それが何か言葉にできないけど
信じたくないんだ 目の前の景色も
探しながら歩く自分の姿も あぁ


おいてかないで 忘れないで
枯れた声はもう 届かないよ

おいてかないで 忘れないで
私の中に残した鎖も 君のすべてを
隠してゆく 紺色の闇に
ありがと さよなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ミオ 【コラボ】

中管さんに メロ有

閲覧数:193

投稿日:2014/06/21 22:05:55

文字数:474文字

カテゴリ:歌詞

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