A1]
眩(まばゆ)い光に 惑わされたまま
甘い蜜の毒 廻(まわ)って
悪魔の両手に 全てを捧げて
後悔しないと 誓って
[B1]
浅はかだと 自嘲(わら)って
もう戻れない 夢の終わり
[S1]
無慈悲な杭 胸に打ち込まれ
私の全て 標本に変わるよ
紫の翅(はね)は 深く貫かれ
瀕死の鼓動が 赤く滲む
[A2]
涙と血潮と 思い出が溢れ
指先冷たく 痺れて
[B2]
沈んでいく 真綿のベッド
綺麗な嘘に 縛られ
[S2]
無慈悲な杭 打ち込まれて尚
私の両目 光をまだ探す
幻の日々と 頭は理解(わか)っても
むなしく鼓動は 叫び喘(あえ)ぐ
[S3]
無慈悲な杭 胸に打ち込まれ
もうすぐ全て 標本に変わるよ
痛みが消えたら 迷わず飛んでいくよ
脳髄(のうずい)描(えが)いた空(そら)
指先を伸ばす
私は自嘲(わら)っている
夢と血溜りに 浸りながら
【かな】
まばゆいひかりに まどわされたまま
あまいみつのどく まわって
あくまのりょうてに すべておささげて
こうかいしないと ちかって
[B1]
あさはかだと わらって
もうもどれない ゆめのおわり
[S1]
むじひなくい むねにうちこまれ
わたしのすべて ひょうほんにかわるよ
むらさきのはねわ ふかくつらぬかれ
ひんしのこどうが あかくにじむ
[A2]
なみだとちしおと おもいでがあふれ
ゆびさきつめたく しびれて
[B2]
しずんでゆく まわたのべっど
きれいなうそに しばられ
[S2]
むじひなくい うちこまれてなお
わたしのりょうめ ひかりおまださがす
まぼろしのひびと あたまわわかっても
むなしくこどうは さけびあえぐ
[S3]
むじひなくい むねにうちこまれ
もうすぐすべて ひょうほんにかわるよ
いたみがきえたら まよわずとんでいくよ
のうずいえがいた そら
ゆびさきおのばす
わたしわわらっている
ゆめとちだまりに ひたりながら
心臓【ラフ案】
タイトルもイメージも頂いたのになぜかこうなりました。
サーセン。
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