君を初めて見たのはいつだろう
まだ大きかったランドセルを
小さな背中に抱えてた頃かな
知らない君に怯えてた僕
本当の仲良しの意味を教えてくれた
希望の溢れるキラキラした瞳
上手じゃない字の交換日記
桜の表紙が目印だった
下手くそに思いを詰めて
君を泣かせたかもしれない
ごめんね の一言が言えなくても
二人の傷は治っていたね
不思議な魔法
次の日のおはよう
自然に口にしていたんだ
恥ずかしいなら
無理しなくていい
いつも通りが優しいから
君との距離ができたのはいつだろう
木綿みたいなわだかまりが邪魔して
涙さえも吸い込んじゃうんだ
簡単な一言を使うだけで
いつも隣にいられたはずなのに
無駄なこともたくさん覚えた頭
余計なことばっかり出てくる唇
素直さって何だか忘れちゃったよ
こんなところは不器用なまんまだ
君といたいっていうのが本当なのに
形にしなきゃ 聴こえないくらい
あなたの心が遠のいたら
桜の便箋
思いを綴じて
心あてに届けるから
しゃべらなくていい
触れられなくていい
そっと ずっと そばにいてよ
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