地図は焼かれた
磁針は奪われた
たよりは朧な記憶と
君が指すポラリス

醒めやらぬ西を嫌い
薄明の東へ
東風(こち)吹けどその香は
ただ異国の砂埃

君は遥か空の果ての
郷国に心とどめて
帰る場所のないものさえも
共に連れて旅路をすすむ

つめたく冴えた群青の中で
愚かさにも似た思慕を抱いて


死に至る太陽を疎み
夜の帳を迎える
出ずるべき山はなけれど
天頂に月は輝く

君は遥か海の果ての
彼のひとに心預けて
帰る場所を捨てたものさえも
拐かすように惹きつける

灼けつくような赤銅の中で
その罪深ささえ忘れたまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

最果てに憩う

 拙者、「主人公にファインプレーお節介を焼いてくれる親友キャラが主人公に激重感情を抱いているブロマンス展開大好き侍」と申す。

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投稿日:2023/05/23 17:58:35

文字数:260文字

カテゴリ:歌詞

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