わたし 今 とても忙しい
最高速なデイスライド

てのひらの中に秘める
言塊(げんかい)は駄々洩れだ

瞼をかすめる現実に
混ざり込む懐かしい日々
あの希少バスに乗ったって
君のとこへはいけないのね

もう

間延びた声も 背中も
遠くなったもんだなぁ
弦のキュンとする音に
寄り掛かって憩えたら



いつかには見えなくなった
感情脳を掻き分けた先

耳鳴りは止まないし
そんな言葉も要らない

我が儘ばかりのわたしを
君がずっと知らないままに
またたび 君が口開くのを
黙って 願って 信じて

「だから?」

弾き吐(だ)して言塊突破
それをニコニコ見守る君
そう奇妙なこの関係を
何て呼べばいいか分からない

けど

秘密の通路は開いて
毛布の巣から続くタンスの
3段目辺り 覗けば
夏を歌う君が見えたり

あんなに苦しめられた
夢も 懐かしい程だ ああああ
大事なんて呼べるよう
わたしは加速を止めない



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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最高速デイスライド

閲覧数:55

投稿日:2011/07/14 14:57:52

文字数:413文字

カテゴリ:歌詞

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