夜のとばり

エイジーと申します。
オリジナル曲「夜のとばり」を初音ミクに歌ってもらいました。
クラシック調のピアノロックです。

歌詞は以下に記載します。


『夜のとばり』
作詞・作曲：エイジー

鳥の行方　翼に惹かれ見惚れてた
居場所もなく　逃げ出したあの夜に
乾いた風　世界の色が変わってく
変わらないのは　夜のとばりの景色

遠くに浮かぶ　快速船追いかけて
無言の時を待つ未来を描いてた
くぐもり続ける心が分からなくて
隠したつもりの言葉がこぼれ落ちた

夜のとばりの先で　猫が横切る
明日の我が身も知らず　歩いてゆく

雨上がりの　水たまりに映る顔が
情けなくて　遠くへと駆けだした
乾いた風　世界の色が変わってく
変わらないのは　夜のとばりの景色

輝く星を　この手に掴みたくって
追いかけてつまづいて　また立ち上がって
遠い記憶　時の流れに埋もれても
枯れ葉踏みしめ　傷跡に過去を辿る

夜のしじまに揺らぐ　記憶と自分
伝えたい言葉さえ　忘れていて

遠い日々に　交わした約束がにじむ
終わりの音　長すぎた停滞期
乾いた風　世界の色が変わってく
変わらないのは　夜のとばりの景色

繋ぎ止めるのは　ふいにこぼれ落ちた言葉
かすむ記憶の果てに　自分思い出して

鳥の行方　翼に惹かれ見惚れてた
居場所もなく　逃げ出したあの夜に
乾いた風　世界の色が変わってく
変わらないのは　夜のとばりの景色

輝く星　千切れた雲の合間から
わずかに見える　遠く遠くのかがり火
乾いた風　世界の色が変わってく
変わらないのは　夜のとばりの景色