ホントは　キレイな部屋がスキ
でも　何もない部屋はキライだよ
要らないモノはすべて棄て去った
でも　キミの思い出だけは　消えないよ

「肝心なのはこれからだから」
と何があったのか知ろうとせず
愛とか呼ばれていた何かを
キミは無責任に穢れと言うの

こすっても　おちないよ
しみついて　とれないよ
どうすれば　クリアになるかさえも
わからずに　終わりを探していた

未来をなぞった足跡　でも
この手を赤く染めて　広がるよ
こぼれた雫に溶けた悲しみ　でも
愛しい　キミの血汐で　塗りつぶすよ

「次の舞台が待っているから」
と残響に言葉をハキステて
ずっと誤魔化してきた不安を
振り払って後ろむきに進むの

ホコリさえ　見失い
オモイとは　裏腹に
単純な　リセットを繰り返し
同じ場所　彷徨い続けている

胸に散らばった欠片　でも　
あつめて出来た気持ち　切ないよ
閉ざした心に燃えた憎しみ　でも
ハカナイ　キミの命を　求めてるよ

ホントは　静かな時間がスキ
でも　何もない時は寂しいよ
壊れたモノはすべて片付けた
でも　キミと過ごした刻は　消せないよ