それから俺達は3人で登校した。
仲良く、って感じではないけど。
始音は終始ニコニコしていた。
何がそんなに面白いのかわからなかった。
本当に気味が悪い。
そう言えば、俺につきまとう理由を聞けなかった。
まぁ、後で聞けばいいか。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「うーん…。これは大変だ。誰か助けてくれないかなー。うーん…。」
いきなり何なんだこいつは。
授業が終わり荷物をまとめていると、ルキが俺の前に立って何かブツブツ言ってきた。
「ルキうるさい。俺帰るからそこどけ。」
「うーん…誰か助けてくれないかなー。」
「マジで邪魔なんだけど。」
「うーん…。」
イラッ…思い切り足の脛を蹴った。
退かないなら実力行使しかない。
「いっ!」
ルキは足を押さえて呻いている。
…帰るなら今か。
教室の扉に手を掛けて開けようとした。
「あ、2人共まだ教室にいたんですか。一緒に帰りましょうよ。」
「いや、俺はいい。そこ退いてくれないか。」
「あ、はい。」
よし、これで帰れる。
そう思って歩き出そうとしたが、足が動かない。
「メイト酷すぎだろ。困っている人を見捨てるのか?しかも、何の予告もせずにいきなり蹴るとか…。悪魔かよ!」
足元を見るとルキが俺の足を掴みながら、そう喚いた。
「………チッ…。」
「舌打ち!?」
「ルキ、あと3秒で手を放さなかったら…折る。」
ルキは慌てて手を放した。
「じゃあ帰りましょうか。」
「…………。」
俺達のやり取りが終わるまで待ってたのかよ。
先に帰れば良かったのに…面倒だな。
「始音も言ってるし、一緒に帰ろうぜ。ついでに俺の話を聞いてくれよ。」
ルキがもう復活していた。
少し黙ればいいのに。
「それって、俺関係無いよな。」
「いや、あるね!!」
何で自信ありげに言い切ってんだ、こいつ。
「どんな話何ですか?」
「それは帰り道で話すから、ひとまず外出ようぜ。」
俺に拒否権は存在しないのか?
「早く行きましょう。」
「………ハァ……、」
溜め息をついて、2人の後に続いた。
†続く†
コメント1
関連する動画0
ご意見・ご感想
禀菟
ご意見・ご感想
ルキないすwww
メイトは何か好きだなぁ…w
面倒事をさける!!みたいな性格がすきww
2011/05/06 17:03:58