A
黄色の パラソルを 
回して 水音切って  

服から 顔出した
子猫が 欠伸をした

見つめる 幾千里
広がる 眺め深く

雨雲 溶けてゆき
木漏れ日は森の色

B
ゆらり ゆらり 風が 触れて
水が 空を 映した

今日も 一人 子猫 連れて
森は 深い 夕闇

C
気配を 感じて 邪曲の 囁き 樹海の 恐れを 進み
縮んだ 勇気を 祈りに 流して 少女の 旅路は 続く



A
緋色の 東雲に
優しく 光満ちて

静かな 靄の中
芽吹いて また始まる

子猫の 案内に
歩みは 力強く 

行く手を 遮る木
高くなって 予感する

D
遥かな 記憶を見る
そこに光がある

忘れて しまわないで
いつも傍にあるの

B
それは いつも 見てた 夢の
落ちた 星の 軌跡を

深い 森の 中へ 消えた
そして ついに もうすぐ

C
無くした 景色を 古樹の 陰から 見上げて 祈るの 強く
太古の 輝き 四方に 広がり その時 見たのよ 虹を







ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

もりのかなた

kiriaさんから依頼されて書いた詞です。

語彙
「緋色の東雲に(ひいろ の しののめ に)」
⇒「赤色の夜明けの空」という意味になります。

今でも後悔している詞です。製作期間は2週間もかかったんですが、どうにも上手く書く事ができませんでした。
曲に詞が使われるってだけで「なんとしても完成してやる!」という気持ちだけでした。今思えば、難しいなと感じた時点でちゃんと断るべきだったと、後悔しています。
この経験を契機に、色々と考える様になった記憶があります。2012/10

閲覧数:224

投稿日:2011/07/15 00:53:24

文字数:440文字

カテゴリ:歌詞

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