哀哭

A
他人の関係がどうだとか
決められはしないだろ
何度朝が来ても
言葉は纏まらない

この曲の歌詞だってさ
どうやっても変わらない
勢いで書いたんだ
酷いって笑ってくれよ

B
消えてしまうなんて言わないでくれ
じゃなきゃこの曲だって届かないだろ

S
胸を張って「見ていろ」って
言えなくて声を殺した
やっぱりどう頑張っても
まだ大人になれなくて

それでもこの曲だけは
いつまでも君のために
鳴らされた音として
残るようにしたくて

A
ひとえに他人を括ってみたとして
正解はしないだろ
何度夜が更けても
最後あれでよかったか、とか

こんな曲のタイトルは
なんだっていいんだよ
意味がわかるのはきっと
君だけしかいないから

S
胸を張ってられなくても
知りたくて声を枯らした
やっぱりどう頑張っても
子供みたいに思ってしまうんだよ

それでもこの曲だけは
君よりも大人な振りして
格好つけて音にして
少しでも伝えたくて

C
今日、この日、この曲だけは、何があっても
絶対に渡すって決めてたんだ
私やっぱり音楽が1番だからさ
これしかあげられるものがないんだよ

S
目を見張って見ていてよ
これだけは君のために
残すよ 形だけでも
今だけは もうラストだから

ここまで歌詞を書いても
これだけが言いたかった
聴いたら直ぐ忘れてくれ
一度だけの ハッピーバースデー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

哀哭

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投稿日:2019/08/15 20:16:33

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

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