夜闇にぬれる 午前1時に
永遠を感じていた
明るみだした 午前6時に
残り香すらもしない

いつものよう 優しい嘘
並べただけの 置き手紙(メモ)
ひとつ覚えみたいにさ
「愛してる」の文字だけ見つめていた

「いつの日も 君だけだ」
ばかな女の真似事みたく
「これからも」
筆跡(ペン)の痕に貴方を求めて
「君だけを愛してる」
後悔してもまた繰り返す
『また来週も二人の時間(とき)を』

紫がかる 午後6時過ぎ
私らしさを脱ぎ捨て
星のちらつく 午後9時を過ぎ
着飾る服も捨てた

誠実や倫理など
アルコールに溺れさせ
騙しあいのアイだけで
淫らに狂い夜にふけるの

「僕だけの 女(もの)になって」
ばかな男の殺し文句に
「いつまでも」
嗤うだけよ 現状維持(このまま)でいい
「楽園を続けよう」
のぼせ上がって踏み外すなら
『退屈凌ぎも終わらせよう』

貴方好みのオンナになって
遊んでただけなのに
口を隠し欺く
本気になって嘘を吐いてまで

「嘘つきは君だけだって」
ばかな女の演技(ふり)に疲れて
「信じてた?」
本音が出てしまいそうなの
「香水も微笑みも」
ばかな男になりきるのだって
『チープなふたりに見えるでしょ?』
『そろそろ騙し合いもやめよう』

「至心さが顔出して」
たまの素直も悪くないわね
「きただけだよ」
新鮮さで胸がすくようよ
「君だって同じだろ?」
貴方とだけは対等(イコール)がいい
『退屈凌ぎじゃ物足りない』

「嘘つきの関係(ワルツ)が」
「終わり告げ」
「真実の幕開け」

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BADGER

――それは、男女のヒトツの関係性。

閲覧数:72

投稿日:2017/04/02 21:06:14

文字数:655文字

カテゴリ:歌詞

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