(A)
「無駄に生きてまいりました。」
そう呟いた君の横顔
ポケットの中握る両手に
違いますよと想いを込めて
抱きしめるために近付く
(B)
思えばあの日君は僕を見ようとしなかった
瞳は夜空、星屑の輝きに溶かされて
ただきらきらと見つめてたっけ
気付くべきだった。ああ、気付くべきだったんだ。
ただ無暗に押し寄せる慟哭
(S)
無駄に生きてまいりました
呟き、呟き、呟き続ける
懺悔するため紡ぐ言葉の
鋭い棘に呆然とする
(A)
「君と会えてうれしかった。」
ざあざあ降りは地面をなぐり
交わす言葉も消え去るけれど
繋がってると無理に思って
抱くのが全てさ、体だけ
(B)
思えばあの日僕は君の心を掻き毟った
言葉は無意味、熱情の蠢きにほだされて
ただDNAを崇めたっけ
気付くべきだった。ああ、気付くべきだったんだ。
君の股からしみでる暗黒
(S)
無駄に生きてまいりました
呟き、呟き、呟き続ける
ここまで来るのに果てない時間
獣と会うため生きてきた
(S)
無駄に生きてまいりました
叫ぶ、叫ぶ、そうして笑う
神が選んだきれいな種子は
泥の大地で芽生えましたよ
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