「君が好き」
たった一言が言えずに、別れを告げたあの日。
願いが届くなら、もう一度あの日へ戻りたい。
君と一緒に笑いあった、あの頃に。
もし戻れたなら、この想いちゃんと君に伝えるわ。
「好きだ」
たった3文字が言えずに背を向けたあの日。
二人並んで歩いた河川敷。
笑いあった日々に終止符を打つのが怖くて、言い出すことが出来なかった。
もし、あの日に戻れるのなら、もう二度とキミを離さない。
「後悔」という2文字が頭をぐるぐる駆け巡る。
君は キミは あの日 あの時 何を考えていた?
伸びる影法師 迫る夕焼け 懐しい君(キミ)の笑顔…
「…ぃ!ぉぃ!おーい!!」
「え?」
「大丈夫か?」
「あ、うん。」
「話、聞いてたか?」
「え、あ、」
「ハァー、やっぱり」
「うっ、ごめん。何だった?」
「俺、引っ越すことになった。」
「…え?」
「来月」
「う、うそ…」
「本当。」
「そんな…」
「あー、それからさ…「あ、あのね!!」…おう」
「…好き」
「え…?」
「だ、だから!…好き」
「お、俺も!!」
赤く染まる頬 近付く影法師 もう離さない 絡まる指 伝わる温もり 優しさ 胸に広がるこの気持ちに、2人 笑顔が溢れた。
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ご意見・ご感想
てつ
ご意見・ご感想
改めまして、こんにちはm(__)m
ご意見・ご感想と言うよりは、お願いがあります。
きなこモチさんのこの詩物語にメロディーとオケを付けたいのです。
あまり、上手くはできませんが是非、挑戦させて下さい。
厚かましいお願いでゴメンナサイ。
良い返事を頂けたら幸いです。(チャレンジ魂。メラメラ)
2016/02/07 11:49:11