『終音の遺産』



千春はすごく退屈していた・・・
この世界を統治・管理するアスとういうシステムは
私たちコドモと呼ばれるデータユニットに徐々に情報をデータベースから自主ダウンロードさせる
『ガッコウ』というシステムを使っているのだが・・・

千春「それがすごい退屈・・・最悪・・・」

千春にはつまりそうだった・・・

千春「ねえジェジェ、、、どうしてアスは私たちに情報を一括ダウンロードさせないの?意味あんの?」

ジェジェ「う~~ん千春にはまだわからないよ、、、オトナになればわかることだよ」

千春「教師ユニットって同じことばっか言われるわ、、、それなんかの慣わし?それともバグかウイルス?」

ジェジェ「いや初めから組み込まれてるプログラムにケチつけられても、、、」


千春は毎日なにか新しいことが起きないか・・・・発見できないか・・・と常に思っていた

他のユニットはなぜソウ思わないのか不思議だった、、、私だけ何かに感染してるのかとも思っていました




千春「ガッコウからホストサーバーに帰る時間だ!ジェジェかえろ!」

ジェジェ「え?補習まだ終わってないよ!この落第ユニット!」

千春「知らん私帰る!」


ガッコウを出ようとしたその瞬間だった、、、、

千春「・・・・ん?これ・・・・?」

地面が暗く歪んでいる・・・・

ジェジェ「ん・・・・これはね・・・・」

ガガッ

ジェジェはそういって歪にスキャンをかけだした

ジェジェ「んん・・・超古代文章のデータだね」

千春「丸っこいのと角ばったのが羅列している・・・」

ジェジェ「漢字と平仮名というみたいだね今翻訳ソフトダウンロードするね・・・・・・・・・・・・・ん完了千春も読めるよ」



千春「えっと」




はるかはるか昔西暦2000年初頭のころである

人々はボーカロイドと言われるタクトを振い一身に愛を奏で合ったという

またその傍らには絵筆というタクトを振るいボーカロイドの愛を表現するものもいたという

私『終音』はこの膨大な記録をイマジェニアという電子空間に保存した

またあの素晴らしき時代が復活する願いをこめて






千春「なに・・・・これ・・・・・・素敵!!!」

ジェジェ「本当になんだろ?アスのデータベースにものこってないような時代の話だね・・・」

千春「・・・・・・・・・・・私・・・イマジェニアにいってみたい!いや絶対いく!」


ジェジェには千春がそういう選択を選ぶことを容易に想像できた、そしてその選択は揺ぎ無いものだということも



こうして千春の旅は始まるのでした












~fin~

ライセンス

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終音の遺産

最後のボーカロイド終音の残した遺産イマジェニアを探す超未来空想冒険記

閲覧数:87

投稿日:2009/02/26 17:16:07

文字数:1,119文字

カテゴリ:小説

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