エール
夢をみたんだ 懐かしい
突然(ふい)に響くベル 夢途切らせ
甘い余韻残し 去りゆく夢の花の名残りに 心疼かせ
生温い水 飲み干すけれど 何故か少し苦く残る
あの夢見(えがい)てた姿 上手に描けているのかな
夢は いまも胸の中
扉(ドア)を開け日常(まいにち)へと踏み出す
わたしがエールおくるよ
通り過ぎてく 制服の
白いリボン揺れてひらひらと
笑いさざめいてる 君たちの横顔 まぶしくて切ない
小さな蕾 いつかほころび やがて 大きな花になる
いろんな色をしているんだ 姿(かたち)も名前も
それぞれの 花の生き様だから
今日なみだ流していた 未来の
君にエールおくるよ
あの頃夢みていたんだ みんな走り続けてたんだ
夢は いまも夢のまま
今でもひかり輝やけてるかな
みんなにエールおくるよ
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