遠く彼方には
入道雲大きくて
焼けついたアスファルトを
自転車で風を切り駆け抜ける
澄んだ小川に白い花びら
流れてく
静かな水面に反射した若草へ
小石を投げ込んだ
どこまで続いているのかな?
空の蒼
いつか見た風景さえも
霞んで見えるような
綺麗な青空
夏が来るから探してみて
小さな面影を
なんだか凄く懐かしくなって
願い事一つかけてみた
不意に呼ばれた気がして振り返り
ゆらりと揺れる夏草を眺めて
太陽に両手を伸ばす
想いが消えないように
蝉しぐれ、夏の匂いと
心に刻んだ約束さ、ほら
さよなら、さよなら、さよなら
またいつか会うその日まで・・・
遠く彼方には
響く遠雷
やがて来る、夕立が近いことを
予感させる曇り空
小さな幸せ、慣れすぎてしまって
ぼやけては
くすんだビー玉のように
変わり果ててたこと
気が付けずにいた
夏の日差し、眩しさに目を細め
通り抜ける風に体あずけて
ひまわりにため息もらす
心が切なくて
失くして気づいたその微笑と
いつまでも続く、変わらぬやさしさ
ありがとう、ありがとう、ありがとう
大切な人にありがとう・・・
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