柔らかい風が頬をなでる
ふと見渡す世界
焼けるような夕陽の先
あの日 遠くに見える
君のいない
夏が終わり出す

梅雨明け 待ち侘びるように
溢れた日差しが夏を輝かせ
坂道蹴りあげ はしゃぐ
眩しい目は 光で僕を染めた

あの頃 褪せずにいた夢は
ソーダの泡のように 淡く
無くした 想いへ繋がる
夕空が見せるリフレイン

あの日の夏へ
走り出す足
夜に追いつかれないように

描く景色とは
違うけれど
嗚呼
甘い 痛み
かれないまま

放課後伸びる影
制服の背中が
陽炎に染まる
翼が生えたように

見えない未来さえも
君とならば 遠くへ
過ぎゆく日は
波となり
憂が寄せる

足りなかった答え
蝉時雨でかき消し
狭い世界さえ
自由だったの

今 見渡す世界

街の隅まで
溶けた夕焼け
取り残された想いも
染め上げて
溶かしていく
茜が滲んでく

ドラマティックさえ
追いつけないよう
エンドロールはまだ待って

あの日の君に
振り返っても
嗚呼
夢の粒は
流れ星に

風吹けば
秋の匂いがした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

サマーリフレクション 歌詞

閲覧数:51

投稿日:2022/10/07 23:04:07

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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