延々回る路線で同じ曲のリピート
めくるめく自意識のかなたに
つんざくような贖罪の香り
ざわめきが遠ざかった
ただ、ただ、毎日に
ただ、ただ、毎日に
孤独を育てた
途方もない隠れんぼ
冬の片隅の春を嫌った
淡々、色に色を塗り重ねたパレット
しらじらしい道化の果てに
あけすけな静けさの音色
ひとりが恋しかった
ただ、ただ、真夜中に
ただ、ただ、真夜中に
心地良さを噛み砕いた
途方もない隠れんぼ
夜明けの青を嫌った
ただ、ただ、毎日に
ただ、ただ、毎日に
孤独を育てた
途方もない隠れんぼ
冬の片隅の春を嫌った
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