桜が散る 春のこの日に
気持ちは舞い散って

ひとひらひとひら 淡く儚く
ひらひらと舞い踊る


最初のその瞬間に
僕は確信を得た
「この人を好きになる」と
君の顔をみた時

「大丈夫?」と声をかけて
僕の心配をした
その時の瞳も声も
何故か気になっていた


色の褪せた僕の世界が
鮮やかになってく
君を知っていけばいくほど
色が一つ増えてゆく




何気ない一言も
遠くを見るその目も
ころころと変わる表情(かお)も
とても愛おしくて

だからこそ それ以上に
とてもとても怖くて
行き場のない苦しさが
僕の心を包んだ

気にしないように
振る舞うけれど 余計に苦しくて
忘れるように努力をすれば
痛みも増えてゆく



醜くて腐った花が
君を困らせるなら
綺麗な花が次は咲くよう
この気持ちを散らせよう

君の声も瞳も影も
すべてを忘れよう
桜が散る 春のこの日に
気持ちを散らせよう

ひとひらひとひら 淡い心は
ひらひらと散ってゆく
声を堪え涙を流し
僕は痛みに耐える

未来に実を結ぶよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ソメイヨシノ

閲覧数:35

投稿日:2014/06/17 23:01:07

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

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