A

僕は泥から産まれて
白い朝を見つける
奇跡でできた思い出に
上手くは 笑えないな

B

堰き止められたように
次のパズルを 探す
でも そこに
誰の目もくれない

S

僕らは 踊れない
違う神様が作った台本で
抜け殻 みたいな
アリア、悲しいだけの台詞

それは美しい

A

青く疲れた月が 固い口を緩める
そんな君の優しさだ
でも少し 寂しくなる

B

二人の中 ひとつも
同じ言葉はない
運命は 前史に絶たれた

S

これから 僕が言う
挨拶の声は 真面目に誤解して
いつまでも ここにさ
座って 話しながらいようよ

間違えたままで

C(c+B後半)

澱んだ水の上で 光跳ねる
みたいに 瞬いている その呟き

ただ ここに
二つ、目があるだけ

S'

僕らは 踊れない
違う神様が作った台本で
涙は 乾いた
初めから流れていないみたいに

SS

互いの 歌は
全て 理解できはしないね いつまでも
だからさ 精一杯
喝采 客席から送るよ

君は 美しい

~~~

ぼくはどろから うまれて
しろい あさを みつける
きせきでできた おもいでに
うまくは わらえないな

せきとめられたように
つぎの ぱずるを さがす

でも そこに
だれのめも くれない

ぼくらは おどれない
ちがうかみさまが つくった だいほんで

ぬけがら みたいな
ありあ かなしいだけの せりふ

それは うつくしい

あおく つかれた つきが
かたい くちを ゆるめる
そんな きみの やさしさだ
でもすこし さびしくなる

ふたりのなかひとつも
おなじ ことばは ない

うんめいは
ぜんしに たたれた

これから ぼくがゆう
あいさつのこえは まじめに ごかいして

いつまでも ここにさ
すわって はなしながらいようよ

まちがえたままで

よどんだ みずのうえで ひかりはねる
みたいに またたいてる そのつぶやき

ただここに
ふたつ めがあるだけ

ぼくらは おどれない
ちがうかみさまが つくった だいほんで

なみだは かわいた
はじめから ながれていないように

たがいの うた
すべて りかいできはしないね いつまでも
だからさ せいいっぱい
かっさい きゃくせきからおくるよ

きみは うつくしい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

壁、あるいは真新しい絵の具

ふたりの言葉は通じ合わなかった。

場合によっては、譜割に応じた改変/増補も承りますので、気軽にお声がけ下さい。

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投稿日:2020/10/21 10:57:58

文字数:966文字

カテゴリ:歌詞

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