『白馬の脚は』
鏡をみて、私をみて、優しく微笑んだとしても
ちっとも可愛くなりゃしないじゃない
こんなにお金をかけたのに、あんなに惨めになったのに
そういえばあのノックは誰の音?
お酒は弱いって知ってるのに「ウイスキーを飲んでみて」
それが私とあなたのアソコの味なんだね
白馬の王子様、ねえねえ一つ聞いていい?
あの夜誰とダンスを踊ったの?
白馬の王子様、ここで一つ問題です
その折れたヒールの先は
いったい誰のなんでしょうか
目をみて、体をみて、値踏みをしてみても
私は美人になれないから
化粧もダイエットも注射も気持ちいアレだって
あれ、ちょっと吐きそうだな
白馬の王子様、ねえねえどうしたらいいのかな
もう目がみえないよ
白馬の王子様、怖いよ怖いよ
もうあなたがわからない
どんどん醜くなっていく
どんどん寂しくなっていく
どんどん苦しくなっていく
そろそろ終わりにしましょうか
だってあなたの白馬の脚には紐がついている
さよなら白馬の王子様
愛しい私の王子様
どんなに冷たくされたって
私の最後の王子様
哀れな化け物は消えるから
お姫様と幸せになってね
白馬の脚は切り落としておいたから
そうじゃないと引きずってしまうわ
最後まで愛してね王子様
安らかに眠らせてね王子様
そしたらきっと私だって
お姫様になれるのよ
白馬の脚は
これはある女性の話です。
念願の大好きなあの人と付き合える事になったその女性は喜びに浸りますが、女性は自分が遊ばれていることに気が付いてしまいました。
その理由はきっと醜い容姿のせいだと自分磨きに励む女性。
どんなに頑張っても美しくならない私。
女性は彼氏や浮気相手への恨みや劣等感から文字通り「化け物」になってしまいました。
しかし気づくのです、ずっと自分を醜くしていた本当の理由は、嫉妬・恨み・妬み・劣等感などの感情である事を。
それでも愛している彼のために、女性は身を引くことを決意します。
白馬の王子様の脚の紐をはずし、そして自らの首にかけます。
もし絵をつけるとしたら、だんだんと、最後には女性を美しくしてほしいですね。
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