おはようの消えた朝
最終処分場跡地
スタッフロール行きのバスも去って
使わなくなった言葉の行末

読み終えた本を閉じるように
怖さを忘れてしまった

ねえ、僕が今に消えるとして
きっと打ち切り漫画みたいな
終わりなんだろうな

晴れやかに爽いでいる
風の丘に向かって歩いた
青く燃える海を眺めて
そこにいたはずの君が
目を逸したら
見えなくなってしまった

読み終えた本を閉じるように
記憶も捨ててしまった
ブランコのように揺れる
おはようの消えた朝

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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  • オリジナルライセンス

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投稿日:2022/03/24 04:27:53

文字数:226文字

カテゴリ:歌詞

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