瞬く星影は 遠いまま
約束のない 箱庭の隅で
咲けない花は 夢を見てる
罅割れた鏡の 隙間へと
ゼロとイチから 凍り付いてゆく
果てを知らず 歯車廻る ――ハグルママワル


右の手に口付けを 惜しみない祝福を
千の愛を示して 柔く甘く満たして
左手には絆を 朝焼けにまどろみを
優し声を注いで 堅く強く繋いで

全てを見つめ 全てを定め
その真価を越えたなら
何も壊さず 何も望まず 
生きることは出来る?

両の手で抱きしめる 感情は
誰かではなく 私だけのもの?
何処から生まれ 何処へ還る
差し込んだ光に 目を細め
痛みを背負い 息をしてみたい
赦されたい それだけなのに ……それだけなのに

頬を伝う雫は 清く熱く気高く
ガラス玉の瞳は 淡く脆く儚く


瞬く星影に 願うより
針を留めて 箱庭の隅で
貴方と二人 夢に堕ちる
罅割れた鏡の 隙間へと
ゼロとイチから 凍り付いてゆく
果てを知らず 歯車廻る ――ハグルママワル

■よみがな&譜割り

またたくほしかげは とおいまま
やくそくのない はこにわのすみで
さけないはなは ゆめをみてる
ひびわれたかがみの すきまへと
ゼロとイチから こおりついてゆく
はてをしらず はぐるままわる ハグルママワル


みぎのてにくちづけを おしみないしゅくふくを
せんのあいをしめして やわくあまくみたして
ひだりてにはきずなを あさやけにまどろみを
やさしこえをそそいで かたくつよくつないで

すべてをみつめ すべてをさだめ
そのしんかをこえたなら
なにもこわさず なにものぞまず 
いきることはできる

(りょう)のてでだきしめる かんじょうは
だれかではなく わたしだけのもの
どこからうまれ どこへかえる
さしこんだひかりに めをほそめ
いたみをせおい いきをしてみたい
ゆるされたい それだけなのに それだけなのに

ほおをつたうしずくは きよくあつくけだかく
ガラスだまのひとみは あわくもろくはかなく


またたくほしかげに ねがうより
はりをとどめて はこにわのすみで
あなたとふたり ゆめにおちる
ひびわれたかがみの すきまへと
ゼロとイチから こおりついてゆく
はてをしらず はぐるままわる ハグルママワル

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

星の遠い箱庭(仮) ※更新=15/06/07

もちのへさんの曲(http://piapro.jp/t/0TLd)の投稿作

欲望のままに書いてしまった感。

15/06/07
 改稿、改題しました

閲覧数:231

投稿日:2015/06/07 23:13:15

文字数:942文字

カテゴリ:歌詞

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