親指恋愛



眠れない真夜中いつものように
ひとり布団をかぶって寝返りをうつ

きみと出会ったのもそんな真夜中の
小さな液晶画面の文字の上だった。

夢中で話す、声では喋らない
だけどね惹かれていったのよ
誰にも見えない強い重力
親指で打ち出す秘密の本音

あたし今
恋しているのよ


送れない真夜中いつものように
同じような内容の文字列ながめる

きみにだから悩んでる文字列の
小さな液晶画面が全てだった。

夢中で話す、声は聞こえない
だけどね惹かれていったのよ
誰にも言わない恋は重力
親指で打ち出すネコナデ声


あなただけなの
あたしだけでしょ?
朝から晩まで文字交換
親指で伝える愛の言葉たち
単なる文字列それでも

あたし今
愛しているのよ


親指で恋愛してるのよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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親指恋愛




親指恋愛ってすっげえあまずっぱいよね

ゆがんださみしさうめるための暗示にかけられた少女のおはなし。

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投稿日:2012/02/05 02:19:15

文字数:342文字

カテゴリ:歌詞

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